将来の夢はお嫁さん

将来の夢というものは皮肉なもので。
あたしの幼稚園の頃の夢は、漫画家でした。きっと、『たのしい幼稚園』から『なかよし』『りぼん』へ転換した際、衝撃的なおもしろさを感じたからでしょう。
しかしながら、今のあたしには絵すら描けません。キラキラアイズのガールやらボーイなど以っての外です。楕円形の宇宙人と嫌な目付きの人間(しかも顔だけ)しか描けません。どうしたことでしょう。あたしは確かに小1の頃、『小柄な女の子』という漫画本(数本立てですべて自作)を描いていたはずなんです。キラキラ目の女の子をボールペンで描いていたのです。
ちなみに当時のあたしは大柄でした。


前より今の方が将来のことや何やらを問われがちになっているのにもかかわらず、今の方が将来の夢に悩みます。と言うより、ありません。


最近は『デブによるデブのためのオシャレストア』というものを提案しております。
と言うのも、デブの苦労のひとつに”着る服が激しく限られる”というものがあると思いまして、今もまあそれなりにあるにはありますが、やはりまだ足りないと思うのです。例えば、デパートの大きいサイズコーナーは、普通サイズコーナーほどの品揃えがありません。同じブランドの普通サイズコーナーにあるものが、大きいサイズコーナーには無かったりします。
だからと言って『じゃあ痩せろよ』というのは、正論かもしれませんが、どうかと思うのです。デブでもオシャレに、毎日をよりハッピーに過ごす方法が何かあってもいいと思うのです。もちろん気持ちや心掛け次第でもあるしコーディネート次第でもありますが、ファッションストアとしてそういうハッピーを促進させたいのです。


・・・しかし、ここまで語ったはいいのですが、あたしには服を作ったりデザインしたりする発想力はありません。あくまでも経営的視点なのです。どうすればいいのか・・・と考えていると、結局そのプランもおじゃんになるわけで。



あぁ、学習しなきゃ。大学落ちる。